この間クローゼットを開けたら、黒のジャケットが白カビだらけでした。。。
そのジャケットはクリーニングに出したのですが、
これをキッカケにクローゼットの除菌を行うことにしました。
クローゼットの除菌には、「除菌スプレー」を使うのが一般的だと思うのですが、
せっかくなので、それ以外の方法でやってみようと思います!
今回は、"4円"で出来るクローゼットの除菌方法と、除菌を行う際のコツも紹介します!
クローゼットの除菌手順。
まず、クローゼットの中の物を引っ張り出します。
私は引き出しやすいように、バッグ等を大きめのバスケットに入れて収納しています。
綿埃が多い場合は、事前に掃除機をかけておきましょう。
希釈液を作る。
今回使うものはこちら!
液体の塩素系漂白剤です。
おすすめは衣類用の「ハイター」です。
「キッチンハイター」や「キッチンブリーチ」と違って、界面活性剤が配合されていないので、二度拭きの必要がありません。
これを100倍に薄めて使用します。
100倍希釈液の有効性は、厚生労働省からも発表されています。
計量カップなどに「ハイター」を1g入れて、
(又は1ccの軽量スプーン。)
水道水を100gまで入れます。
メモリだと100ccが目安になります。
ハイター600mlのボトルは平均150円ほどなので、1回辺りにかかる料金は、600÷150=4円/gという計算です。
マイクロファイバークロスをこの希釈液に染み込ませて、拭いていきます。
拭き掃除の鉄則。
基本的なことですが、拭き掃除は上から下へ、
奥から手前に拭いていくと効率が良いです。
除菌の際は往復しない。
また、除菌を目的とした場合は、往復しないことが重要です。
同じ所を何回も拭いてしまうと、汚れが戻ってしまうからです。
例えば、端から左に拭いたら、
下に下がり、
次は右に行くという感じです。
一方通行に拭いて行きます。
希釈液で拭き掃除。
これらを踏まえて、クローゼットの除菌を行います。
ハイターは100倍希釈でも除菌効果が高いので、ゴム手袋推奨です。
十分に乾燥させる。
拭き終わったら、2〜3時間は扉を開けてしっかり乾燥させます。
その間に、クローゼットの中に戻す衣装ケースなども拭いておきました。
時間が経ったら、クローゼットの中に戻して終了です!
終わりに。
「除菌スプレー」も新たに買うと高いので、手元にあった「ハイター」を有効活用してみました。
すでに除菌スプレーをお待ちの方は、そちらで試されるのが良いと思います。
その際は、アルコール濃度が60%以上であることを確認して下さい。
モノに付着したウイルス対策(中略)濃度70%以上95%以下(※)のエタノールを用いて拭き取ります。 (※) 60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません
引用元:新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)
よく見かけるようになった「パストリーゼ」はその条件を満たしています。
ちなみに、ハイター100倍希釈は、お風呂の天井の除菌にも使えるので、カビでお困りの方は是非。
参考になれば幸いです。