とことんそうじ

頑固な汚れをとことん落とす掃除術

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【浴室】シャワーフックの汚れは「塩酸」で落とす!

 

お風呂のシャワーフックにザラザラした汚れはございませんか?

 

我が家のは結構頑固な汚れがついていて、毎回気になっていました。

 

そこで、丁度その汚れに効果的な洗浄剤を他で使っていたので、

この機会に落とすことにしました!

 

今回は、その手順をご紹介します!

 

 

はじめに。

我が家のバスルームは、Panasonic(旧ナショナル)のファミーナです。

メーカーによって造りが違うので、汚れの落とし方だけでも参考にして頂ければと思います。

 

また、本記事で使用している「塩酸」は、

金属への腐食性があるので、素材が金属の方は使えません。

塩酸以外(スルファミン酸やリン酸)でお試し下さい。

 

汚れの状態。

我が家のシャワーフックです。

 

下から見ると、隙間が結構汚れているのが分かります。

 

汚れの確認とお掃除のためにシャワーフックを外します。

 

 

キャップ側の汚れ。

 

フック側の汚れ。

 

どちらも水垢カビが混ざったような汚れがついています。

触ってみるとザラザラしているので、水垢にターゲットを絞って落としていきます。

 

使う物。

今回のお掃除では、「塩酸」が主成分の洗浄剤を使います。

市販で出回っている「酸」の中で、最もカルシウム系の水垢に効果があり、入手も安易だからです。

 

また、その分洗浄力が高いので、必ずゴム手袋をして使用します。

 

水垢落とし。

キャップ側には「サンポール」を使います。

 

 

ビニール袋の中に入れて、

 

サンポールで漬け置きします。

 

フック側には、中央に金属のネジがあるため、

サンポールで漬け置きをすると錆びてしまいます。

 

そこで、「トイレ尿石落としジェル」を使います。

 

 

ジェル状で出てくれるので、金属部分を避けてピンポイントで密着させることが出来ます。

 

 

ついでに、シャワーフックを取り付ける手すりの汚れも落とします。

 

ゴム手袋に尿石落としジェルを少し出して、

 

直接塗ります。

 

サンポールだと垂れない工夫が必要ですが、尿石落としジェルは垂れる心配がないので楽です。

 

この状態で1時間以上放置します。

 

3時間後。

今回は3時間ほど放置しました。

 

漬け置きしていたサンポールは、水で希釈してから排水口に流しました。

 

水垢が柔らかくなっているので、歯ブラシで擦ります。

 

 

歯ブラシで落ちない水垢には、「お掃除スティック」を使いました。

 

 

汚れが落ち切らない場合は、再度塗る→放置→擦る、を繰り返します。

 

汚れが落ちたら、シャワーでよく洗い流します。

 

目安は手で触ってヌメリがなくなるまでです。

 

特に尿石落としジェルは粘度が高いので、念入りに洗い流します。

 

乾拭き。

 

手すりは、ティッシュでジェルを完全に拭き取った後、

 

シャワーで洗い流します。

 

乾拭き。

 

お掃除した後の状態がコチラです。

 

 

 

キレイになりました!

 

ビフォー&アフター。

ビフォー&アフターです。

 

 

 

 

 

 

おまけ。

今回のお掃除中に気付いた、おまけの掃除です。

 

手すりの付け根にあるキャップを左に回したら、

 

なんと手すりが外れました。

 

付け根や中身の汚れはこんな感じでした。(築20年)

 

 

試しに、ウェットティッシュと歯ブラシで擦ってみたら、キレイに落ちてくれました。

 

 

頑固な汚れでなくて良かったです!

 

終わりに。

今回は、同じ「塩酸」でも、液体とジェルで使い分けました。

特に「トイレ尿石落としジェル」は気に入っていて、他にも様々な箇所で使っています。

 

【浴室】ドア下のカリカリは「塩酸」と「根気」で落とす!  

【トイレ】便座の隙間汚れは「塩酸」で落とす!  

 

しかし、手すりをこんな簡単に取り外せることに驚きました。

他の箇所の手すりも外してみたのですが、汚れが酷かったのはシャワーフックの手すりだけでした。

バスタブ側にある手すりはキレイだったので、鏡周りが一番汚れるということなのでしょうね。

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうござました!

参考になれば幸いです。