お風呂のコーキングに生えた黒カビ、どうやって落としていますか?
実は、カビ退治の中でもコーキング部分は最も落としにくい場所なんです。
その理由は大きく2つあります。
カビの根がコーキング内部まで深く入り込む
壁面では洗剤の泡がすぐに流れ落ちてしまう
カビの胞子は空気中を漂い、温度・湿度・栄養の条件が整うとすぐに繁殖します。
そしてコーキング材は柔らかく、水分を含みやすいため、黒カビの根がどんどん奥へ入り込んでしまうのです。
そのため、表面だけ漂白しても根が残り、数日〜数週間で再発してしまうケースが多いのです。
さらに壁面の場合、スプレー直後から泡が垂れてしまうため、カビに薬剤を密着させる工夫が必要になります。
過去に、液体のハイターに片栗粉を混ぜてジェル状にしたり、キッチンペーパーに染み込ませて密着させたりした事がありますが、どちらも準備に手間がかかるのがネックでした。
そんな中、ようやく「これは!」と思えるカビ取りアイテムに出会いました。
それが、次でご紹介する「最強のカビ取りアイテム」です。
そこで見つけた“最強のカビ取りアイテム”
「これは革命的!」と感じたのが、『茂木和哉 カビとりジェルスプレー』です。
この商品は、『茂木和哉』で有名な茂木さんが2019年に発売した商品で、
- ジェルタイプの密着力
- スプレータイプの手軽さ
を兼ね備えた画期的なカビ取り剤です。
これまでのカビ取り剤は、「界面活性剤」を配合して、泡にすることで密着力を高めたり、「ゲル化剤」を配合して、粘度の高いチューブタイプにするのが一般的でした。
しかし、こちらの商品は”スプレータイプのジェル”という”密着力”と”手軽さ”を両立したカビ取り剤で、壁面やコーキングなど、液ダレしやすい場所にもスプレーするだけでピタッと密着して漂白できるのが最大の特徴です。
さらに、”浸透力”があり、塩素濃度もギリギリを攻めているとのことで、”洗浄力”も妥協していません。
参考:【新商品】「茂木和哉カビとりジェル」を本人か詳しく解説します!
次は実例をご覧ください。
実例
今回落とす黒カビがこちらです。

どちらも壁面のコーキングに生えており、天井付近は目線よりも上なので落としにくい箇所です。
まず、使用前によく振ります。
振ることでノズルが詰まりにくくなります。
コーキングの黒カビに向かってスプレーします。
すると、液体がジェル状になってピタッと張り付きます。
これまでに何回も使用していますが、このジェルが垂れた所を見たことがありません。
おそらく24時間経っても密着したままだと思います。
この密着力のおかげで安心して放置することが出来ます。
天井付近のカビにもスプレーします。
スプレータイプなので、届く範囲なら離れていても使えます。
スプレーし終えたら、1時間~半日ほど放置します。
ちなみに、放置中は薬剤が乾かないように、換気扇を止めると効果が高まります。
今回は3時間ほど放置しました。
結果がこちらです。

バッチリ落ちていました!
この後はシャワーで洗い流すのですが、私はティッシュ等でジェルを拭き取ってから洗い流しています。
ジェルの性質上、シャワーだけだと流し切れないことがあったからです。
洗い流したら、30分以上換気をします。
さらに、『防カビくん煙剤』でしっかりカビ予防をしておきました!
これで今回のお掃除は終了です!
ビフォー&アフター
今回のビフォー&アフターです。



終わりに
今回紹介した『茂木和哉 カビとりジェルスプレー』は、発売から年数が経っているので、他社からも類似品が多く発売されているようです。
私が使用したことがあるのはこの商品のみですが、「これで落とせなかった黒カビはない」ので、自信を持ってお勧め出来ます!
唯一のデメリットは価格です。
花王の『カビハイター』は、400mlで300円弱、付け替え用だと240円が相場ですが、「カビとりジェルスプレー」は、320mlで約900円が相場です。
(記事執筆時点)
容量も考えると3倍以上もするので、私は「壁面専用」にして、平面など、泡が垂れない部分には『カビハイター』を使用しています。


壁面のコーキングに生えた黒カビを楽に落としたい時は、是非お試し下さい!
今回使用した道具
最後まで読んで頂き、ありがとうござました!
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参考になれば幸いです。


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