【構造解説】素人でも出来るお風呂の配管洗浄のやり方。

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先日、お風呂の排管洗浄を行いました。

しかも、使う物はシャワーヘッドを外したホースのみ。

これだけで簡単に配管洗浄が出来ちゃうんです!

今回は、排水管の内部構造を解説した後、配管洗浄の手順をご紹介します!

目次

はじめに。

我が家のバスルームは、松下電工(現Panasonic)の「NAIS ファミーナ」です。
排水口の内部構造はバスルームによって異なるので、お掃除方法だけでも参考にして下さい。

浴室排水口の構造。

お風呂にある排水口の数と、それらがどう繋がっているかの構造をご紹介します。

排水口の数。

排水トラップ。

一般的に「お風呂の排水口」と呼ばれている部分です。

ヘアキャッチャー排水筒を取り外します。

これが排水トラップです。

次に、バスタブの排水口です。

お湯を排水した時に出ていく場所です。

排水栓を上に引っ張って抜きます。

これがバスタブの排水口です。

最後はドア下の排水口です。

上がレールで、下がフラップというパーツです。
フラップは、扉を閉めると持ち上がり、脱衣所に水が浸入するのを防ぐ役割を持っています。

今回外すのは、上のレールのほうです。

こちらも手で外すことが出来ます。
レールに指を入れて、上に持ち上げるイメージです。

これがドア下の排水口です。

お風呂には、これら3つの排水口があります。

排水管の繋がり。

次に、この3つの排水口がどこにどう繋がっているかをご紹介します。

排水トラップは、覗き込んで見ると左右に穴があります。

左の穴は、バスタブの排水口と繋がっています。

右の穴は、ドア下の排水口と繋がっています。

バスタブのお湯や、ドア側のほうに流れた水は、
全て排水トラップへと流れるように出来ていました。

では、排水トラップに流れた水はどのように外へ排水されているのでしょうか?

排水トラップの上部には隙間があり、ここから外へと排水されていました。
(手鏡を使って撮影。)

お風呂の排水口は、このように一箇所へと流れた後に、外に排水される仕組みになっています。
この構造を理解すれば、配管を洗浄出来るようになります!

配管洗浄開始。

使う物は、シャワーヘッドを外したシャワーホースです。

まずは左の排水管から洗浄しました。

排水口の左側の穴にホースを当てて、水流の勢いは最大にします。
(ホースは手で抑えながらやると穴からズレません。)

繋がっているバスタブ側にボコボコと水があふれて来ます。

この時、ワカメのような汚れがたくさん出て来ます。

バスタブ側からも行います。

今度は、排水トラップに汚れが流れて来ます。

これを、汚れが出て来なくなるまで繰り返します。

次は右の排水管です。
(こちら側は扉を閉めて行わないと、脱衣所がビショビショになってしまいます。)

扉のほうから汚れが水が流れて来ます。

ドア下の排水口側からもやったほうが良いのですが、
我が家のシャワーホースはそこまで届かないので諸略しています。

ただ、届くならやったほうが良いです。

前に散水ホースを引っ張って来てやった事があるのですが、

一番汚れていました。

こちらも、汚れが出て来なくなるまで繰り返します。

仕上げにキッチンハイター。

水圧だけでは全ての汚れは落とすことは出来ないので、
仕上げに「キッチンハイター」を使います!

10倍に薄めた「キッチンハイター」を、バスタブ側の排水口から流します。

ドア下の排水口からも流します。

排水管の長さを考えて、それぞれ4杯(約2リットル)入れました。

この状態で1時間ほど放置します。

1時間経ったら、排水口からシャワーでしっかり流します。
この時、「キッチンハイター」で落ちた汚れが、排水トラップに流れて来るので、
汚れがなくなるまでシャワーで流します。

後は、各排水口のパーツを元通りにセットすれば、お風呂の配水管洗浄は終了です!

終わりに。

お風呂の排水口は、見える部分だけを掃除するのでも十分なのですが、
排水管の中は想像以上に汚れています。

素人でも簡単に出来ますので、是非挑戦してみてください!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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参考になれば幸いです。

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