我が家では、2ヶ月に1回「防カビくん煙剤」を使ってカビ予防をしているのですが、
その日に合わせてお風呂の大掃除をしています。
そこで、せっかく大掃除をするのならと、それにピッタリなバスクリーナーを買いました。
「なまはげ お風呂用」です。
あの「茂木和哉」で有名な、茂木さん自信作のバスクリーナーです。
一般的なバスクリーナーとはどこが違うのか?
実際に使ってみて、感じた部分をレビューしていきます!
「なまはげ お風呂用」とは?
「なまはげ お風呂用」は、「水垢に強いバスクリーナー」です。
水垢は、アルカリ性の汚れです。
そして、「なまはげ お風呂用」は酸性です。
なので、中和作用が働いて、水垢を落とすことが出来るのです。
水質によって微妙に変わる水垢にも対応しているため、「石鹸カス(金属石けん)」も落とすことが出来ます。
さらに、「界面活性剤」も配合されているため、「皮脂汚れ」にも対応しています。
「水垢」「石鹸カス」「皮脂汚れ」
この3つの汚れに対応しているのが、「なまはげ お風呂用」です。
そして、「なまはげ お風呂用」は、毎回使う必要はありません。
水垢は目立つまでに時間がかかるため、週に一回使うだけで予防出来ます。
実用レビュー。
早速「なまはげ お風呂用」を使って掃除していきます。
※素手で使うと手が荒れるので、ゴム手袋必須です。
まず、全体にスプレーします。
泡は広範囲に出ます!
泡立ちも良く、かなり好感触です。
ニオイは、無香料なのでほぼ無臭です。
弾力のある泡が出てくるので、塗り拡げるのも楽です。
今回は大掃除なので、バスタブエプロンも外して、広範囲に塗り広げます。
塗り拡げる際は、擦りながら塗り拡げると効果的です。
この状態で15分ほど放置します。
すぐに洗い流さずに、少し放置をするのがポイントです。
この間に汚れに浸透して落ちやすい状態にしてくれます。
頑固な汚れがある場合は、放置後に再度擦り洗いを試して見て下さい。
洗い終わったら、シャワーでよく洗い流します。
この時、泡切れが良いことにも驚きました。
一般的なバスクリーナーは、泡立ちが良いと泡切れが悪かったり、
泡切れが良いと泡立ちが悪かったりしますが、「なまはげ お風呂用」はそこを両立しています。
洗い流したら、全体を乾拭きします。
最後に「防カビくん煙剤」を使って終了しました!
総評。
実際に使ってみて、良かった点と、イマイチだった点を書き出してみます。
良かった点。
泡立ちと泡切れが良い。
泡に弾力がある。
無香料。
確かな洗浄力。
泡立ちが良いと、一度に使う量が少なくて済みますし、
泡切れも良いので、節水に繋がります。
その泡にも弾力があるので、塗り拡げるのも楽ちんです。
肝心の洗浄力ですが、鏡にポツポツとあった水垢が落ちていたり、
水栓(カラン)がいつもよりピカピカになっていたので、
水垢に効果があるのは間違いありません。
イマイチだった点。
値段が高い。
ゴム手袋必須。
ガチガチの水垢には効果がない。
値段は、320mlで約900円です。
一般的なバスクリーナーの約4倍です。
毎日使う物ではないので、週に一回と考えれば妥当なお値段だと思いますが、
最初に買う時は躊躇していまいます。
また、洗浄力の高さから、素手で使うと手が荒れてしまいます。
普段は素手で洗っているので、ゴム手袋をしなければいけないのは少し面倒です。
そして、ガチガチに固まった水垢には効果がありませんでした。
「なまはげ お風呂用」は業務用レベルの洗浄剤ですが、全ての水垢が洗浄剤で落とせるわけではありません。
年季の入った水垢は、素材と一体化していることが多いため、汚れが汚れではなくなってしまっているのです。
そういった水垢は物理的に削る必要があるので、
「茂木和哉」や「茂木和哉 キッチン用」といったクレンザーのほうが効果を実感出来ると思います。
こんな方にオススメ!
では、どういう方にオススメかと言うと、
水垢を予防したい方です。
水垢は、放置すればするほど、落とすのが難しくなっていきます。
放っておくと、やがて素材と一体化し始めるので、洗剤だけでは落とせなくなります。
そんな水垢を、「週に一回使うだけで予防出来る」と考えたら、素晴らしい商品だと思いました。
水垢を落とすのはもちろんですが、私は「予防」をメインに使っています。
「酸性」のバスクリーナーであれば、「なまはげ お風呂用」でなくても良いのですが、
ほとんどが「中性」か「弱アルカリ性」なので、
現状、酸性のバスクリーナーは、「なまはげ お風呂用」以外には見つけられていません。
水垢を予防されたい方、ピカピカなお風呂をキープされたい方にはおすすめです!
(追記)コーティングをされている方は注意。
浴室を撥水コーティングされている方は、購入前にコーティング剤の販売会社に問い合わせたほうが良いです。
「なまはげ お風呂用」は、液性が「酸性」なので、コーティングによっては、皮膜に影響が出てしまうことがあります。
実際に、私は「バスブライト・プロ」というコーティング剤を使用したのですが、
その後に「なまはげ お風呂用」を使用したら、撥水効果が落ちてしまいました。
コーティングの販売会社へ問い合わせた所、「酸性は皮膜に影響が出る」とのことでした。
【手順解説】浴室コーティングには「バスブライト・プロ」がおすすめ!
浴室に限らず、コーティングをされている箇所には使用を控えたほうが無難だと思います。
なまはげ 茂木和哉 お風呂用
■ 液性:酸性
■ 成分:リン酸(8.5%)、クエン酸(5%)、界面活性剤(アルキルアミンオキシド)
■ 内容量:320ml
■ 用途:浴室・浴槽の洗浄
■ 使えないもの:大理石
参考になれば幸いです。