お風呂の手すりやシャワーフックに、白くてカリカリした汚れはありませんか?
それは水垢です。
水垢にも種類がありますが、ほとんどはカルシウムが主成分の「カルシウムスケール」だと言われています。
カルシウムスケールは、水垢の中でも比較的落としやすいと言われていますが、
そもそも水垢自体が頑固になりやすいので、簡単には落ちてくれません。
年季が入っていれば、尚更、です。
我が家にも、かなり年季の入ったカルシウムスケールがあります。
今回は、そんなカルシウムスケールを落としたので、その手順をご紹介します!
水垢の状態。
我が家のシャワーフックについている水垢です。
こちらは手すりの根元の部分。
築17年なので、かなり頑固になっています。
水垢はアルカリ性なので、酸性洗剤が有効ですが、
中でもカルシウムスケールに効果的な成分が、「塩酸」と「スルファミン酸」です。
なので、これらが主成分の酸性洗剤を使います。
市販で最も安価に入手出来るのは、「サンポール」です。
使用した洗浄剤。
今回私が使用したのは、純閃堂の「SIVA」という洗浄剤です。
洗浄スタート!
「塩酸」は強力なので、必ずゴム手袋をして下さい。
酸性洗剤を希釈する。
業務用の酸性洗剤は、濃度が高いので、2〜3倍に薄めて使用すると安全です。
また、「塩酸」が配合されているものは、金属に触れると変色のリスクがあるので、
もし水栓などについてしまった場合は、すぐに水で洗い流しましょう。
ハケで塗布する。
希釈した酸性洗剤を、ハケで全体に塗布していきます。
塗り終えたら、15~30分ほど放置します。
歯ブラシで擦る。
放置することで水垢が柔らかくなるので、そこを歯ブラシで擦っていきます。
この時、塗布した洗剤が飛んで来ることがあるので、
顔を近づけすぎないように注意して下さい。
おそうじスティックで削り取る。
歯ブラシで取りきれない水垢は、「おそうじスティック」や「プラスチックのヘラ」で削り取ります。
マイナスドライバーは傷がつくので止めたほうが良いです。
シャワーフックは取り外す。
シャワーフックは取り外せたので、
外してから、同じ工程で水垢を落としていきます。
水でよく洗い流す。
水垢を全て落とせたら、シャワーでよく洗い流します。
乾拭きをする。
マイクロファイバークロスで乾拭きをします。
これで、作業は終了です!
結果。
今回のお掃除の結果がこちらです!
びっしりついていた水垢が、キレイに落ちました!
ビフォー&アフター。
ビフォー&アフターです。








終わりに。
水垢は、濡れている状態だと見えないので、
1回だけではまだ少し残っていることがあります。
なので、同じ工程を2〜3回繰り返せば、完全に落とせます!
参考になれば幸いです。