玄関などに貼ったアルミのシールを剥がすのは大変ですよね。
実際に、我が家でも狂犬病予防の時に貰ったシールを貼っていたのですが、
アルミのシールだったため、そう簡単には剥がすことが出来ませんでした。
今回は、剥がすのが難しいとされているアルミシールを効果的に剥がす方法をご紹介します!
使うもの。
今回使うものはこちら!
「お掃除スティック」と、
3Mの「クリーナー30」というシール剥がしです。
一般的なシール剥がしや除光液の主成分は石油系ですが、
この「クリーナー30」は柑橘系由来の「リモネン」が主成分となっています。
シール剥がしの中でも洗浄力が高いので、愛用しています。
「お掃除スティック」は、水垢落としに愛用している商品ですが、シール剥がしにも使えます。
シール剥がしのみの用途であれば、専用のヘラでも良いと思います。
シール剥がしチャレンジ。
まずは、「お掃除スティック」だけでどこまで剥がせるか試してみます。
しかし、まったく剥がれないので「クリーナー30」を使います。
※写真では素手で使っていますが、柑橘系のニオイが手につくので手袋推奨です。
シール全体をティッシュで覆って、
その上からスプレーします。
こうすることで、直接スプレーするよりも長くシールに密着させることが出来ます。
この状態で5分ほど放置します。
5分後。
再度「クリーナー30」をスプレーしてから、「お掃除スティック」で削ってみます。
先程よりは剥がれましたが、これ以上はダメでした。
端のほうだけ浮かせて、手でめくろうとしても、
シールが経年劣化していて、途中で切れてしまいます。
アルミシールを剥がすのが難しい理由。
一言にシールと言っても、その素材は様々です。
紙のシールであれば、シール剥がしが紙に浸透していくので楽に落とせるのですが、
アルミのシールは、シール剥がしが浸透していかないので剥がすのが難しいのです。
しかし、難しいというだけで、剥がせないわけではありません。
湿布法を試してみる。
先程と同じようにティッシュの上からスプレーをした後、ラップをして30分ほど放置します。
要は接着部分にシール剥がしが浸透すれば良いので、
ラップで湿布をすることで、途中まで剥がれた隙間にたっぷりと浸透させていきます。
30分後。
湿布の効果で先程よりもスルスルと剥がれていきます。
剥がせたのはここまででしたが、方向性は間違ってなさそうです。
2回目。
もう一度同じように湿布をします。
2回目は、風で飛ばないようにテープで固定しました。
30分後。
再度「クリーナー30」をスプレーして、「お掃除スティック」で削っていきます。
2回湿布をしたことで、かなり柔らかくなっています。
そうして、やっと1枚目のシールを剥がすことが出来ました!
残りのシールも同じように剥がしていきます。
屋外では乾くのが早いので、放置時間は10〜15分ぐらいで良さそうです。
30分だと完全に乾いていました。
他のシールも1回では剥がし切れなかったので、2回やるのがポイントです。
2時間ほどで全てのシールを剥がすことが出来ました!
終わりに。
シール剥がしには色々な方法がありますが、この方法なら一般的なシールは全てキレイに剥がすことが出来ると思います。
「クリーナー30」は素材によっては使えないものもあるので、ご使用前に下記の表を参考にして下さい。
頑固なシールやシール跡でお悩みの方は是非ともお試し下さい!
最後まで読んで頂き、ありがとうござました!
参考になれば幸いです。