キッチンの水の流れに問題はありませんか?
もし流れが悪くなっていたら、排水管に汚れが溜まっている可能性が高いです。
でも、「排水管はプロじゃないと」というイメージがありますよね。
いいえ!
排水管の掃除は、素人でも簡単に出来るのです!
しかも、パイプクリーナーや高圧洗浄機などの道具も必要ありません。
今回は、シンク下の排水管を分解掃除したので、その手順をご紹介します!
はじめに。
本記事では汚れの酷い写真が出てくるので、食事中の場合はご注意下さい。
分解手順。
シンク下を覗いて見ると、板で目隠しされていました。
5本のビスで止まっているので、ドライバーで外します。
板を外すと、排水管が露出しました。
排水管のパーツは3つに別れていて、それぞれがナットで固定されています。
これを分解していきます。
(後で組み立てられるように、写真を撮っておきましょう。)
排水管にはプラスチック製と鉄製の物があり、分解出来るのはプラスチック製のみとなります。
パイプを下から順に外していきます。
ナットを緩めると外れます。(素手で回せます。)
そこから上に引き抜くと、まず下のパーツが外れます。
汚れの状態はこんな感じです。
15年分の油汚れです。
次は中央にあるL字のパイプを外します。
同じようにナットを緩めると外れます。
こちらもすごい汚れです。水の流れも悪くなるわけです。
最後に、シンク下にある排水口のナットを緩めます。
こちらはシンクの上から引き上げると取り外せます。
これで取り外せるパーツは全て取り外しました!
お掃除方法。
分解した3つのパーツを外に持っていきます。
水洗いで落とせるだけ汚れを落としていきます。
水圧は強めの方が良いです。
すると、水洗いだけで詰まりは解消されました!
詰まりはこれで解消されましたが、まだ残っている汚れを落とすために、塩素系漂白剤を使います。
使う物は「キッチンハイター」です。
排水管の中は雑菌だらけなので、除菌も出来て一石二鳥です。
まず、片側を二重のラップで包み、輪ゴムも2個使ってしっかり止めます。
5倍に薄めた「キッチンハイター」を中にギリギリまで入れます。
普段は10倍に薄めるのですが、今回は汚れがひどかったので5倍にしました。
そうしたら、もう片方も同じようにラップと輪ゴムで止めます。
残り2つのパーツも同様に行います。
さらに、床下に続いている排水管にも5倍に薄めた「キッチンハイター」を流します。
この状態で1時間ほど放置します。
1時間後。
1時間経ったら、再び外へ移動し、水でよく洗い流します。
すると、汚れが全て落ちてこんなにピカピカになりました!
後は、雑巾でよく拭いて、元通りに組み立てるだけです。
最後に水漏れがないかチェックをしたら、お掃除終了です!
終わりに。
ずっと気になっていたキッチンの排水管を、ようやく掃除出来ました!
洗面台の排水管と比べると、汚れは比較にならないほど凄かったです。
排水管は、詰まった時に水道屋さんが修理出来るように、分解出来るように作られているみたいですね。
なので、仕組みさえ分かれば、素人でも簡単に掃除することが出来ます。
万が一詰まってしまっても、自分で対処も出来ます!
排水管をキレイにしたら、排水口を定期的に掃除してキレイを保ちましょう!
今回使用した道具。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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参考になれば幸いです。
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