鏡のウロコが落ちる「茂木和哉」を深掘りしてみた。

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現在愛用している洗剤はいくつかありますが、
まずは「茂木和哉」を紹介しないわにはいきません!

と、言うのも、掃除の楽しさを教えてくれたのは茂木和哉だからです。

水垢、サビ、焦げは全てこれ1本で楽に落とすことが出来ます!

    目次

    茂木和哉とは?

    茂木和哉は、2013年12月に秋田県で生まれた水垢に特化したクレンザーです。

    秋田県の温泉の水質はミネラルが豊富で、
    鏡やカラン(蛇口)には信じられないほど頑固な水垢がついたといいます。

    そんな頑固な水垢を落とすため、当時温泉施設で働いていた茂木さんが、
    現場で試行錯誤を繰り返しながら生まれたのが「茂木和哉」です。

    茂木和哉の特徴。

    茂木和哉の特徴は、以下の2点です。

    洗浄力と安全面を両立させた。

    洗剤は、基本的に洗浄力を上げれば安全性が低くなり、
    安全性を高くすれば洗浄力は落ちてしまいます。

    しかし、茂木和哉はそれらを絶妙なバランスで調整することで、
    高い洗浄力を持ちながら、安全性も高い商品を開発することに成功しました。

    希少な「酸性」クレンザーである。

    これは私も知らなかったのですが、
    一般的なクレンザーに使われている研磨剤は「アルカリ性」だそうです。

    酸性とアルカリ性を混ぜると中和作用が働いてしまうので、
    これまで販売されていたクレンザーはほぼ中性かアルカリ性でした。

    しかし、茂木和哉は弱酸性のクレンザーです。

    酸性への研磨剤配合を何度も繰り返し、希少な酸性タイプのクレンザーを完成させました。

    その研磨剤も、ただ酸性に耐えるだけでなく、
    「鏡よりも柔らかく、水垢より硬い」絶妙な硬度と粒子の物が配合されています。

    汚れが落ちるメカニズム。

    茂木和哉の主成分は、スルファミン酸」研磨剤」です。

    スルファミン酸は、アルカリ性の水垢を柔らかくする作用があり、
    研磨剤は物理的に水垢を落とす事が出来ます。
    その研磨剤が全体の半分、50%も配合されています。

    つまり、水垢に強いクレンザー」なのです。

    水垢を落とす方法は、2種類あります。
    酸性の物で中和させて科学的に落とす方法と、擦って物理的に落とす方法です。

    茂木和哉にはその両方が配合されているので、
    中和作用と研磨作用の両方が汚れにアプローチする仕組みになっているのです。

    使えるものと使えないもの。

    茂木和哉が使えるものと使えないものは以下の通りです。

    特に「使えないもの」はよくご覧になってください。

    使えるもの

     陶器
     鏡
     ガラス
     ステンレス(非光沢)
     スチール
     ホウロウ

    使えないもの

     曇り止め加工やフィルム加工など特殊加工された鏡
     プラスチック製やステンレス製などガラス製以外の鏡
     浴室以外の鏡やガラス
     自動車
     プラスチック製品
     光沢のあるステンレス製品
     光沢のあるバスタブ
     大理石(人工大理石を含む)
     その他、塗装面・表面加工されているもの。

    茂木和哉でも鏡の汚れが落ちない場合は、「曇り止め加工」されている可能性が高いです。これらは表面に特殊加工がされており、それが邪魔をして、汚れを落とす事が出来ないケースがあるのです。実際に我が家にある鏡がそうでした。大手のTOTOやPanasonicのバスルームでは曇り止め加工されている鏡が増えて来ているので、ご自身の鏡には使えるのかどうか、先にご確認下さい。

    茂木和哉の使い方。

    使う上での注意点やコツは以下の5点です。

     よく振ってから使用する。
     目立たない場所で試してから使用する。
     ラップや専用たわしを使用する。
     乾拭きをしてから使用する。
     事前に落とせる汚れは落としておく。

    成分が沈殿している場合があるので、使う前はよく振ってから使用します。

    茂木和哉はクレンザーです。
    まずは目立たない場所で使ってみて、傷がつかない事を確認しましょう。

    柔らかいスポンジだと、液がどんどん吸収されてしまって、うまく力を伝える事が出来ません。

    私は専用の「超人たわしZ」を愛用しています。
    「超人たわしZ」は傷つけずに磨くのに最適なスポンジだった。

    また、少しでも濡れていると、研磨剤の効果が薄れてしまいます。
    乾拭きをしてから使用すると、より効果的に汚れにアプローチ出来ます。

    最後に、茂木和哉は万能洗剤ではありません。
    事前に洗剤で落とせる汚れは落としてから使用すると、より効き目があります。

    実用例。

    実際に、我が家で使用した箇所をご紹介します。

    はじめに使った場所は洗面台です。 

    実はトイレにも使えます。
    (Beforeはあまりにも汚かったので割愛します。)

    さらにステンレスのシンクにも使えます!

    「ここまでキレイになるのか!」と、感動したことがキッカケで、掃除に目覚めました。

    失敗例。

    茂木和哉は、カラン(水洗)にも使えますが、文字が印字されている部分に使う時は、注意が必要です。

    水垢がびっしりとこびりついた水栓です。

    これを張り切って磨きすぎた結果がこちら。

    水垢と一緒に文字も消えてしまいました。

    この時は、まだ使い始めで勝手がよく分かっていなかったので、
    かなり力を入れてやってしまいました。

    印字されている部分に使う際は磨きすぎに注意しましょう。
    (パーツは後日交換しました。)

    大ヒット秘話。

    茂木和哉を大ヒット商品へと導いたのは、実演販売士のロックオン錫村」さんです。

    当初の商品名は「ハイブリットクレンザー」だったそうですが、
    この商品を錫村さんに依頼した所、「茂木和哉にしたら。」と提案されたそうです。
    (当時流行っていたドラマ「半沢直樹」にちなんで。)

    「自身の存在を知ってもらうこと。
    また、存在を知らせることが消費者の安心と信頼に繋がる。」

    と考え直し、商品名とデザインを一新。

    自身の名を商品名にしたインパクトは大きく、
    多数のメディアで紹介され、大ヒット商品となったのでした。

    茂木和哉さんの経歴。

    開発者である茂木和哉さんは、「汚れ落とし研究家」なので、
    水垢だけに詳しいわけではありません。

    工業薬品の会社で原料について学び、洗剤メーカーに勤めて洗剤の作り方を覚え、
    起業後も、清掃員として洗剤の使い方や汚れの落とし方を現場で研究してきたプロです。

    全ての汚れ落としを得意とし、他にも多くの商品を開発されています。
    汚れを落とし、キレイにする喜びを教えてくれた茂木さんには感謝でいっぱいです。

    これまでどうやっても落ちなかった汚れに、是非お試し下さい!

    茂木和哉

     液性:弱酸性
     成分:研磨剤(50%)、スルファミン酸、グリコール系溶剤、増粘剤
     内容量:200ml
     用途:浴室内の鏡、カラン(蛇口)の水あか。IHクッキングヒーターの天板、鍋、フライパンの水あかやこびりつき。便器の黄ばみや尿石。スチール棚やキャンプ用品、工具、自転車、ゴルフドライバーなどのサビ。

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