今年も梅雨の時期になりました。
梅雨と言えばカビが繁殖しやすい時期ですが、
今回は、カビ以上によく見かける、「ピンク汚れ」についてです。
このピンク汚れって、実はカビじゃないって知っていましたか?
今回は、ピンク汚れを楽に落としながら、同時に予防も出来る方法をご紹介します!
ピンク汚れの正体は酵母菌。
ピンク汚れは、「ピンクカビ」とも呼ばれたりしますが、
正式名称は、「ロドトルラ」と言う酵母菌です。
カビと違って水だけで繁殖し、 繁殖のスピードも速いので、完全に防ぐのは困難です。
触るとヌルヌルしていて、擦れば落とすことが出来ますが、
少しでも残っているとまたすぐに発生するので、きちんと除菌するのがオススメです。
ピンク汚れの発生しやすい箇所。
ピンク汚れを2箇所で発見しました。
浴室コーキングの角と、
フタの溝です。
このように、水の残りやすい角や隙間によく発生します。
塩素系漂白剤。
ピンク汚れは、「バスクリーナー」でも落とすことが出来ますが、
「カビハイター」などの塩素系漂白剤を使えば、擦らずに落とすことが出来ます。
ついでに予防にもなるのでオススメです!
※換気とゴム手袋を忘れずに。
除菌推奨箇所。
今回は、予防も兼ねて、発生しやすい箇所を除菌したので、参考にして下さい。
バスタブのコーキング。
水洗の裏。
フタの溝。
壁のコーキング。
バスタブエプロンの溝。
他にも、鏡の下なども発生しやすい箇所です。
この状態で30分ほど放置します。
また、一度にたくさんの箇所を除菌すると、誤って衣服について色落ちする可能性があるので、注意して下さい。
排水口の除菌。
ついでに排水口も除菌しておきました。
パーツを取り外すと、こちらにもピンク汚れがありました。
パーツ全てにスプレーをします。
中もスプレーをします。
こちらも30分ほど放置します。
30分後。
シャワーでよく洗い流せば終了です!
ピンク汚れも落ちて、キレイになりました。
「混ぜるな危険」の処分方法。
今回で「混ぜるな危険」のカビハイターがなくなったので、
しっかり洗って処分しました。
【まぜるな危険】食品でも発生する塩素ガス。安全な処分方法をご紹介!
参考になれば幸いです。