「ゴムの部分がベタベタ(ベトベト)している」といった経験はありませんか?
リモコン、コントローラー、グリップ、ハンドル、バーなど。
これは「加水分解」という現象で、ゴムの中から出てきた油分になります。加水分解する代表的な素材が「ポリウレタン」です。
今回は、加水分解した製品のベトベトを落としたのでその手順をご紹介します!
目次
加水分解
久々に工具箱からドライバーを出したら、グリップの部分がベトベトしていました。
手までベトベトになるので使い物になりません。
落とし方
加水分解には、「アルカリ電解水」が効果的なので『水の激落ちくん』を使います。
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「アルカリ電解水」は油汚れを得意としているのですが、ゴム製品の油分にもその効果を発揮します。
これをベトベトしている部分にスプレーします。
そうしたら1〜2時間放置します。
2時間後
無事にベトベトが取れました!
終わりに
今回の方法でベトベトは取り除けますが「加水分解」はポリウレタンの劣化によるものなので、「ベトベト=商品の寿命」である事も多いです。
何度も起きてしまう場合は、買い替えたほうが早いかもしれません。
また、使用頻度が少ない(空気に触れない)物に起こりやすいので、保管する際は除湿剤などで湿気を避け、定期的に使用することが加水分解の防止にもなります。
今回使用した道具
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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