「混合水栓にホーセンド付きのホースをワンタッチで接続出来たら」と思った事はありませんか?
我が家は2Fのベランダに水道がないので、ベランダを水洗いする際には毎回1Fからホースを引っ張ってくる必要があり、面倒でした。
そこで、もっと手軽にベランダを水洗い出来るように2Fの混合水栓にホースをワンタッチで接続出来る環境を整えました!
今回は、混合水栓にホースをワンタッチで接続するために必要なアダプター等をご紹介します!
混合水栓のネジ規格の調べ方。
混合水栓にシャワーホースをワンタッチで接続するには、先端のネジ規格を知る必要があります。
水栓の品番を確認します。
我が家の場合は「TLF31UX」です。
次に、品番をネットで検索すると分解図が出て来るので、先端パーツの図番を確認します。
我が家の場合は「9D3101R」です。
図番から分解図ページの下にある「発注品番」を調べます。
我が家の場合は「TH 5D0352」です。
引用元:分解図情報 | TOTO:COM-ET [コメット] 建築専門家向けサイト
この「発注品番」をネットで検索すると、先端部分の分解図が出てくるのでそこでネジの規格が分かります。
我が家の場合は「M24×1」です。
引用元:結果 | TOTO:COM-ET [コメット] 建築専門家向けサイト
これで「M24×1」にワンタッチ接続出来る変換アダプターを用意すれば、ワンタッチ接続出来ることがわかりました。
しかしこの規格にワンタッチで接続出来るアダプターはありませんでした。
そこで、2つのアダプターを介してワンタッチ接続することにします。
ワンタッチ接続に必要なアダプター。
先にワンタッチで取り付けるパーツを探します。
カクダイの泡沫水洗用ネジ口金13「796-185」です。
W22山20ネジにワンタッチで取り付けられるアダプターです。
そうしたら、「M24×1」を「W22山20ネジ」に変換出来るアダプターを探します。
カクダイの泡沫変換アダプター「791-416」が該当しました。
これでワンタッチ接続の準備が整いました!
接続の仕方。
接続方法は簡単です。
先端についている「泡沫キャップ」を左に回して外します。
吐水口に変換アダプターを右に回して取り付ければ完了です。
洗浄向けホースの選び方。
ワンタッチ接続出来るようになったので、早速ベランダを掃除します。
別に用意したものは「送水ホース」と、
「散水ノズル」です。
ベランダの洗浄を目的とした場合、ホース選びも重要になって来ます。特に水圧に影響する内径には注意が必要です。
水圧はホースの内径によって変わるので12mmがおすすめです。
9mmなどのコンパクトタイプは軽くて場所も取らないのですが、水圧が水やり程度なので洗浄には不向きでした。
散水ノズルはタカギのプログリップ「ハンディ」がおすすめです。
他には「ガーデン」と「スクラブ」があるのですが、最も勢いのある「ストレート」があるのは「ハンディ」のみです。
送水ホースと散水ノズルをワンタッチで接続。
蛇口ともワンタッチで接続。
止水栓を左に回して水量を全開にします。
これで水洗のないベランダでも散水ホースが使えるようになりました!
頑固な汚れには「ストレート」が活躍します。
今回のように混合水栓に散水ホースを接続して使う際には、水栓のレバーを水かお湯のどちらかに振り切っておくのを忘れずに。
詳しくは後述しますが、水とお湯を混合した状態で使用すると給湯器が故障する恐れがあります。
ホースの片付け方。
散水ホースを使った後は片付ける順序も大切です。
特に散水ノズルは手元で止水出来るので、それで水が止まったと勘違いしやすく、蛇口の水を止め忘れて水が吹き出たりしがちです。
ベランダの掃除が終わったら、混合水栓のレバーを下げて水を止めます。
レバーが下がっているのを確認してから、送水ホースを外します。
この時、周辺に水が飛散るので外すときはタオルなどを被せながら外します。
外したら、そのままベランダに持って行ってベランダでまとめます。
ホース内にはまだ水が残っているため、室内でまとめると水が流れてきて大変です。
ホースの収納方法ですが、私はたらいに収納しています。
ホースリールがあれば片付けも楽なのですが、重くて室内に置き場所もなかったので断念しました。
最後に止水栓を右に回して水量を元に戻したら終了です!
終わりに。
今回は混合水栓にホースをワンタッチで接続する方法をご紹介しました。
ちなみに、アダプターの注意書きには「シングルレバー混合栓で使用する場合、ホース先端で止水すると混合栓が破損しますので、先端での止水はできません。」と書いてある事がありますが、レバーを水かお湯に振り切って使用すれば問題ないそうです。
問題になるのは、レバーの位置が中央など、水とお湯が混合している状態です。
この時にノズル側で止水すると水の圧力がお湯のほうにかかり、給湯器が故障する恐れがある、というのが正しいそうです。
混合水栓に散水ホースを接続する際には、レバーを水かお湯のどちらかに振り切って使用しましょう。
今回使用した道具。
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