とことんそうじ

頑固な汚れをとことん落とす掃除術

とことんそうじ

【日干しに注意】枕カバーの茶色い汚れをオキシ漬けで落としました。

 

私は、エアリズムの枕カバーを使用しているのですが、

ある日今までに見たことのない茶色い汚れがついていました。

 

今回は、その汚れの状態と落とし方、そして原因まで突き止めたのでご紹介します。

 

 

枕カバーの茶色い汚れ。

その茶色い汚れがこちらです。

 

アップで見てみます。

 

最初はこれが何の汚れなのか分かりませんでした。

なにしろ1日でこうなったのです。

分かっているのは、窓際に干してからこうなったこと。

 

毎日の洗濯でも落ちなかったため、

汗染み、ホコリ、カビ辺りに狙いを絞って汚れ落としにチャレンジしました。

 

固形石けんを試してみる。

まずは固形石けんで擦ってみます。

 

分かりにくいですが、ほとんど落ちませんでした。

 

オキシ漬け。

次は、皮脂汚れに効果的な「酸素系漂白剤」を試してみます。

 

酸素系漂白剤は、アメリカ版の「オキシクリーンEX」を愛用しています。

 

 

アメリカ版は「界面活性剤」が配合されているので、酸素系漂白剤100%のものより洗浄力が高いからです。

 

洗濯表示をチェックする。

酸素系漂白剤を使用する際は、事前に「洗濯表示」をチェックします。

 

チェックする項目は左の2つです。

 

左に書かれている数字は、洗濯時に耐えられる水温を表しています。

その隣にある△は「漂白マーク」で、使用出来る漂白剤を表しています。

 

洗濯マーク

液温は40℃を限界とし、洗濯機で弱い洗濯ができる

塩素系及び酸素系の漂白剤を使用して漂白ができる

酸素系漂白剤の使用はできるが、塩素系漂白剤の使用禁止

塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止

※この表のマークは平成28年12月からの新しい洗濯表示です。

 

なので、この枕カバーは、

「液温は40℃までで、酸素系漂白剤なら使用できる」

ということになります。

 

私は、寝具を買う際には必ずこの「漂白マーク」を確認しています。

汗染みが避けられない寝具に「酸素系漂白剤」を使用出来ないと落とせないからです。

枕カバーだけでなく、枕とシーツも使用出来るものを使っています。

 

漬け置き手順。

漬け置きをする際は、フレデリックの「ウォッシュタブ」を愛用しています。

 

枕やスニーカーを漬け置きする際にも使用していますが、デメリットは「置き場所に困る」ことです。

漬け置きさえ出来れば、バケツ等でも問題ありません。

 

【汗染み】黄ばんだ枕を「酸素系漂白剤」で真っ白にするコツ。  

 

ウォッシュタブに枕カバーを入れて、40℃のお湯を貯めます。

 

酸素系漂白剤は、40~50℃で使用すると酸素の働きが活発になり、

効果がパワーアップします。

この枕カバーは「40℃まで」と記載されているので、今回は40℃です。

 

オキシクリーンEXの使用量は、1リットル辺り約7gです。

 

汚れた部分を中心に入れます。

 

ゴム手袋をして、少し揉み洗いをします。

 

冷めないようにラップをして、3時間ほど放置します。

 

3時間後。

枕カバーを取り出して、

 

シャワーでよくすすぎます。

 

ウォッシュタブもすすいで拭いた後、室内で1日乾かします。

 

汚れが落ちたか確認してみます。

 

濡れているので分かりにくいですが、茶色い汚れは落ちています!

この後外に干して乾燥させます。

 

乾燥後。

乾いた状態がこちらです。

 

アップで確認してみます。

 

うっすら汗染みが残っていますが、分からないぐらいまで落とすことが出来ました!

 

ビフォー&アフター。

ビフォー&アフターです。

 

 

汚れの原因は「直射日光」

結局、この汚れの正体は何だったのでしょうか。

窓際に干してからこうなったので、直射日光と関係があるかもしれないと思い、調べてみました。

 

結果、汚れの正体は酸化が進んだ皮脂汚れでした。

 

皮脂汚れに直射日光が当たると酸化が進みやすくなるのだそうです。

 

皮脂汚れに直射日光が当たると酸化が進みやすくなるんです。 酸化が進めば進むほど、皮脂汚れは落ちにくい黄ばみ汚れになります。

引用元:洗濯物を天日干しするメリットと注意点

 

夏場は、寝て起きたら窓際に置いて枕を膨らませていたのですが、それが良くなかったみたいです。

ちゃんと洗濯をしてから干さないとこうなってしまうのですね。

皆さんもお気をつけ下さい。

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうござました!

参考になれば幸いです。