トイレのタンクを掃除していたある日のこと。
タンクの底のほうが黒く汚れていることに気付きました。
なんだろう?と思い、排水弁を外した所、
なんとパッキンの色素が溶け出していました!
調べてみたら、パッキンの色素が手につくようになると、もう寿命だそうです。
このまま放置しておくと、水が止まらなくなったりするようなので、
新しいパッキンに交換しなければなりません。
そこで、今回は排水弁のパッキンを自分で交換したので、その手順をご紹介します!
パッキンの交換時期の目安。
発見した時の様子がこちら。
触れば触るほど色素が広がっていきます。
そして、この色素が多少なりとも便器に流れて来るので、便器には薄黒い水垢がつくようになります。
こんな感じです。
なので、便器に薄黒い水垢がついていたら、それがパッキンの交換時期の目安になります。
排水弁のパッキンを注文。
うちのトイレはTOTO製で、品番は「SH680BA」です。
「SH680BA」に対応している排水弁のパッキンは、「HH11027」でした。
「HH11027」対応の品番一覧。
SH30BA、SH31BA、SH50BA、SH51BA、SH60BA、SH61BA、
SH90BA、SH91BA、SH110BA、SH111BA、SH260BA、SH261BA、
SH350BA、SH351BA、SH370BA、SH371BA、SH380BA、SH381BA、
SH390BA、SH391BA、SH670BA、SH671BA、SH680BA、SH681BA、
(代表的品番のみ)他
引用元:K&R住設商店
このパッキンは基本的にメーカー取り寄せになるようですが、
運良く「Amazon」に売っていたので、早速注文しました!
そして届いた排水弁のパッキンがこちらです。
大小の2枚組になっています。
水を流すレバーには大と小があるので、排水弁のパッキンにも、大と小があります。
交換作業スタート!
まず、止水栓を閉めます。
水を流して、タンクの中を空にします。
浮球を外すと、作業がしやすくなります。


パッキンの交換。
次に、パッキンのついている排水弁を取り外していきます。
まずは「小」から外します。
少し横にずらすと外れます。
裏返すとパッキンがあるので、
取り外します。
手に色素がつくので、気になる方はゴム手袋をして作業しましょう。
水に濡らしたマイクロファイバークロスで、パーツについた色素をよく落とします。
キレイになったら、新しいパッキンを取り付けます。
穴に合わせて少し伸ばしながらはめていくイメージです。
次は「大」です。
こちらは上に持ち上げるだけで簡単に外れます。
こちらも裏返すとパッキンがあるので、
「小」と同じ手順で、新しいパッキンを取り付けます。
最後に元通りにして、止水栓を開けたら終了です!
終わりに。
まさか薄黒い水垢の原因がパッキンだったとは。。。思いもしませんでした。
きっとタンクの掃除をしなければ気付かなかったでしょうね。
大事になる前に気付けて良かったです。
また、交換作業自体はとっても簡単だったので、業者の方に頼まなくても、自分で出来るレベルでした!
ちなみに、薄黒い水垢の落とし方ですが、
まだついてから日が浅ければ、「茂木和哉」で落とせると思います。
しかし、うちの場合はすでに便器と一体化してしまっているので、
研磨用スポンジで物理的に削った後、コンパウンドで磨こうと思います。
挑戦したら、また記事にしますね!
(追記)
参考になれば幸いです。