約1年ぶりに風呂釜洗浄をしました。
今回は初めて「循環金具(フィルタガイド)」を外して行いました。
すると、外した場合と外さない場合での違いがハッキリと出たので、
本記事では、外し方や洗浄の手順まで詳しくご紹介します!
はじめに。
我が家の給湯器はリンナイで、風呂釜は1つ穴タイプです。
また、本記事で紹介している掃除手順は、茂木和哉さんが紹介していた手順を参考にしています。
循環金具(フィルタガイド)とは。
髪の毛や汚れから給湯器を守るためについているアダプターのことです。
浴槽のフィルターを外すと露出します。
我が家の循環金具の型番は「SJK-KX2」です。
基本はノータッチのパーツですが、風呂釜を洗浄する時は外したほうが汚れがよく落ちます。
しかし、これを外す事をメーカーは容認していません。
「取扱説明書」にも、「取りはずせません」と書かれています。
なので、循環金具を外すのは自己責任になってしまいます。
おそらく、異物が給湯器に逆流して故障の原因になったり、
入浴時に事故が起きる恐れがあるので、
外さないように促しているのではないか、と推測しています。
風呂釜洗浄においては危険性を感じないので、
汚れ落としの観点からみて、私は外して行っています。
外し方。
循環金具の外し方です。
まず「ラジオペンチ」を用意します。
ラジオペンチは100均に売っているもので十分です。
黒いつまみを掴んで、手前に引っ張ります。
すると、ロックが外れます。
そうしたら、左に回して、
手前に引っ張ると外れます。
パッキンでしっかり固定されているので、左右に力を入れながら引っ張るのがコツです。
取り付け方。
取り付ける時は逆の手順で行います。
まず、左斜に傾けて位置を合わせます。
位置を合わせたら、手のひらで押し込みます。
右に回します。
ラジオペンチでつまみを押し込んでロックします。
ガタついていなければ、取り付け完了です。
風呂釜洗浄。
風呂釜洗浄には「酸素系漂白剤」を使います。
私は「オキシクリーンEX」を使っています。
「ジャバ」など専用の洗浄剤は溶け出すのが早く、量も少ないので、
個人的にはおすすめしません。
酸素系漂白剤を300~400g用意します。
残り湯を排水します。
これまでは残り湯をそのまま使っていたのですが、
水中だと循環金具を外しにくかったので、今回は排水しました。
慣れれば水中でも外せるかもしれません。
バスタブ内をすすぎます。
フィルターと循環金具を外します。
栓をして、湯張りをします。
穴が隠れた辺りで止めます。
酸素系漂白剤を投入します。
フィルターパーツや排水口パーツも一緒に漬け置きします。
洗浄液をかき混ぜたら、
準備完了です!
洗浄力を高めるために風呂温度を45度にします。
そうしたら、追い焚きをします。
(配管洗浄ボタンがある場合はそちらを押します。)
これで配管の中に洗浄液が行き渡ります。
冷めないように蓋をして、3時間ほど放置します。
3時間後。
3時間が経過しました。
一緒に漬け置きしていた小物を取り出して、
追い焚きをします。
これで配管内の汚れが出てきます。
追い焚き後の状態です。
写真だと分かりにくいですが、濁っています。
風呂釜洗浄で濁ったのは初めてです。
排水します。
その間に小物をすすぎます。
湯張りをします。
すると、配管内に残った洗浄液が出てくるのですが、
ここまでの量が出てきたのは初めてでした。
排水して、シャワーですすぎます。
もう一度湯張りをします。
今度はキレイなお湯が出てきます。
配管内をすすぐために追い焚きをします。
すると、まだ中に残っている洗浄液が僅かですが出てきます。
これを透き通ったお湯になるまで繰り返します。
今回は、湯張り→追い焚き→排水を3回繰り返しました。
そうしたら、排水をして、循環金具を取り付けます。
フィルターも位置に気をつけながら取り付けます。
風呂温度を元に戻したら終了です!
終わりに。
循環金具を外した場合と外さない場合とでの違いは以下の通りでした。
お湯が濁る。
配管から出てくる洗浄液の量が多い。
すすぎの回数が増える。
つまり、循環金具を外して行うと、
「配管内に行き渡る洗浄液の量が増えるので、汚れがよく落ちる。」
という結果になりました。
なので、お掃除の観点からみると、外して行ったほうが良いのですが、
自己責任である以上、不安な場合は外さずに行うことをおすすめします。
最後まで読んで頂き、ありがとうござました!
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